退色性(繊維製品への影響)確認実験

ウイルスバリアプレミアムの独自試験結果です。

なぜ繊維製品への影響を確認するの?

独立行政法人国民生活センターHPによると、皮膚への刺激性が強かった銘柄ほど、塩素系物質の放散速度も大きい傾向がみられました。

そして放散速度が大きい銘柄で、繊維製品の退色がみられたという結果より、ウイルスバリアプレミアムは独自試験を行い結果を公表することに致しました。

引用:首から下げるタイプの除菌用品の安全性(独立行政法人国民生活センター)

1. 目的

供試品(除菌剤:SBPP)の放散成分による繊維製品への影響(退色性)を確認する。

2. 試料及び試料数

SBPP  : Lot番号SBPP001 ・・・1検体
繊維製品  : No.2(ポリ65%+コットン35%)・・・1検体
繊維製品  : No.4(コットン100%)・・・1検体

(※)塩素処理水に対する染色堅ろう度(JIS L0884 A 法)にて評価した4-5級の生地(繊維製品)

3. 分析・試験方法

3.1 前処理
各ご支給品に対して、以下の前処理を実施した。

3.1.1 前処理-1
対象試料 :SBPP
処理方法 :実験室内で室温放置した。(下写真参照)
処理時間 :3日間
処理期間 :2013年9月9日〜2013年9月12日
室温放置

 

3.1.2 前処理-2
対象試料 :繊維製品(No.2、No.4)
処理方法 :30℃、75%RHに設定した恒温恒湿槽内にて放置した(下写真参照)
処理時間 :18時間
処理期間 :2013年9月11日〜2013年9月12日
使用装置 :恒温恒湿槽 TH-412(楠本化成)
恒温恒湿

 

3.2 繊維製品の退色評価試験
3.1項終了後、以下方法にて供試品からの放散成分による繊維製品の退色影響を評価した。

試験方法 :SBPPを繊維製品(No.2、No.4)で上下より挟み込み、それぞれを接触させた状態で放置した。(下写真参照)
試験温度 :室温
試験時間 :3時間
試験実施日:2013年9月12日
試験方法詳細 試験状況

 

4. 試験結果

試験後試料の目視観察の結果、いずれの繊維製品(No.2、No4)にも、退色は認められなかった。
(繊維製品の外観写真は下写真)
no2

no4

 

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