除菌剤(SBPP)の放散速度の経時変化実験

ウイルスバリアプレミアムの独自試験結果です。

なぜ放散速度を調べるの?

独立行政法人国民生活センターHPによると、皮膚への刺激性が強かった銘柄ほど、塩素系物質の放散速度も大きい傾向がみられました。

ウイルスバリアプレミアムは独自試験を行い結果を公表することに致しました。

引用:首から下げるタイプの除菌用品の安全性(独立行政法人国民生活センター)

1. 目的

供試品(除菌剤:SBPP)の放散速度の経時変化を評価する。

2. 試料及び試料数

SBPP  : Lot番号SBPP001 ・・・1検体

3. 分析・試験項目

3.1 前処理
貴社提供試料に対して、以下の前処理を実施した。

試料の養生
対象試料  :SBPP
処理方法  :試料を開封し、ハンガーとクリップで吊るように試験試料作製用の20Lチャンバーに設置し、下記の条件下で通気させる。

試験温湿度 :30±2℃、60±5%RH
経過日数  :1日、3日、7日、10日、14日後
試験期間  :2013 年9 月11日~ 2013 年9 月24 日

3.2 放散成分における塩素および二酸化塩素評価試験

3.2.1 ブランク確認試験
処理方法  :以下の条件下で充填したバッグ内ガスを本試験前毎に検知管(塩素、二酸化塩素用)の変色から濃度を読み取る。
試験温湿度 :30±2℃、60±5%RH
静置時間  :1時間
塩素検知管 : No.8LL(測定範囲:0.025~2.0volppm)
二酸化塩素検知管:No.23L(測定範囲:0.025~1.2volppm)

3.2.2 本試験
以下方法により、養生後の試料を密封したバッグ内の塩素と二酸化塩素濃度を評価した。

試験方法 :養生後試料を取り出し、気体捕集用バッグに入れ密封後チャンバー内導入空気(約9L)を充填し1時間静置した後、検知管(塩素、二酸化塩素用)を用いて塩素と二酸化塩素濃度を測定した。
試験温湿度 :30±2℃、60±5%RH
静置時間 :1時間

4. 分析・試験結果

4.1 塩素と二酸化塩素濃度の読み取り結果
着色域を目視により読み取った濃度を表1に示す。
表1

4.2 放散速度の経時変化
塩素及び二酸化塩素の濃度より算出した放散速度の結果を表3に示し、各成分毎の放散速度の経時変化を図1、2に示した。
結果

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