pH変化実験

ウイルスバリアプレミアムの独自試験結果です。

pHってなに?

pHは、酸・アルカリによる水源などの汚染の確認や、浄水場における薬品注入量の決定、水道施設に対する腐食性の判定など、水道にとって非常に重要な指標です。

pHの水道水質基準値(5.8~8.6)は、水道施設の腐食等を防止する観点から、中性付近の値にあることが望ましいとして決められています。

これは、化学的根拠に基づく基準ではなく、過去の実態調査で、自然水のpHがおおむね5~9であるという結果に基づいています。

引用:東京都水道局HPより

1. 目的

供試品(除菌剤:SBPP)の放散成分による水分のpH変化を確認する。

2. 試料および試料数

SBPP : Lot 番号SBPP001  計 1検体

3. 分析・試験項目

3.1 前処理
貴社提供試料に対して、以下の前処理を実施した。
試料の養生
対象試料 :SBPP
処理方法 :試料を開封し、試験試料作製用の20Lチャンバーに設置し、下記の条件下で通気させる。
試験温湿度 :30±2℃、60±5%RH
処理時間 :5 日間
処理期間 :2013 年9 月19 日~ 2013 年9 月24 日
(下画像参照)
5日間養生時

 

3.2 水分のpH評価試験
3.2.1 ブランク確認試験
処理時間 :30分間
処理期間 :2013 年9 月19 日
(下画像参照)
試料設置前pH確認
3.2.2 本試験
養生後の試料を用いて、以下方法にて供試品からの放散成分による水分のpH影響を評価した。
試験温湿度 :30±2℃、60±5%RH
試験時間 :30分間
試験実施日:2013 年9 月24 日
(下画像参照)
pH評価試験時

 

4. 試験結果
ブランク試験の結果、pH試験紙はpH 約6を示していた。
本試験の結果、pH試験紙はpH 約6を示しており、試料からの放散成分による水分のpH変化は
確認できなかった。
(下画像参照)
試料設置30分後pH確認

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